神様修行はじめます! 其の二
・・・・・。
・・・・・・・。
・・・・・・・・・。
ちょっと・・・
まだなのっっ!!?
いつまで時間かかってるのよ!? キスひとつに!!
待ってるんだから早くしてよ!!
つい待ちきれずに、チラリと片目を開けて様子を伺った。
目の前で門川君が、真剣な表情であたしを見つめている。
あ、そうか!
彼もファーストキスだから緊張してるんだ!
そ、そうよね。無理もないよね。
男の子だってこーゆーのは、恥ずかしいよね。
それになんったって門川君だし。
緊張しすぎてパニクッてるのかも。
ど、どうしよう。
こういう場合はその、あたしからぶちゅっ!と行くべきかしら。
でもあたしにも一応、夢があって。
初めてのキスは、彼から奪って欲しいというか。
あたしが彼から積極的に奪うんじゃなくてさ。
とにかくここは、彼の緊張をほぐしてあげないと。
こーゆーのは、相互理解と努力の上に成り立つものなのよ。うん。
・・・・・・・。
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ちょっと・・・
まだなのっっ!!?
いつまで時間かかってるのよ!? キスひとつに!!
待ってるんだから早くしてよ!!
つい待ちきれずに、チラリと片目を開けて様子を伺った。
目の前で門川君が、真剣な表情であたしを見つめている。
あ、そうか!
彼もファーストキスだから緊張してるんだ!
そ、そうよね。無理もないよね。
男の子だってこーゆーのは、恥ずかしいよね。
それになんったって門川君だし。
緊張しすぎてパニクッてるのかも。
ど、どうしよう。
こういう場合はその、あたしからぶちゅっ!と行くべきかしら。
でもあたしにも一応、夢があって。
初めてのキスは、彼から奪って欲しいというか。
あたしが彼から積極的に奪うんじゃなくてさ。
とにかくここは、彼の緊張をほぐしてあげないと。
こーゆーのは、相互理解と努力の上に成り立つものなのよ。うん。