神様修行はじめます! 其の二
ドプリドプリと音をたてて、次々と怨霊がしま子の体の中に入り込む。
しま子の体が動かなくなってきた。
暴れていた手足が、力なく震えている。
「しま子っ!」
「・・・・・」
「しま子ぉっっ!!」
ノドから搾り出すようなあたしの悲鳴に、しま子の指がピクリと反応する。
そして・・・
救いを求めるように、あたしに向かって手を伸ばした。
しま子が救いを求めてる。
いつもあたしを守り続けてくれた、しま子が。
そのあたしに救いを求めてる。
あたしの目に涙がにじんだ。
待ってて! 今すぐ助ける!
絶対あたしが助けてあげるから!
抜け出せない体。
集中できない意識。
ジタバタと、虚しくもがく手足。
何もできない自分。
悔しくて涙がこぼれた。
助ける! 絶対絶対助ける!
だからお願い! 死なないでぇ―っ!!
「しま子―――――っ!!!」
「やれやれ、さっきから騒々しいねぇ」
突然、知らない女性の声が聞こえた。
しま子の体が動かなくなってきた。
暴れていた手足が、力なく震えている。
「しま子っ!」
「・・・・・」
「しま子ぉっっ!!」
ノドから搾り出すようなあたしの悲鳴に、しま子の指がピクリと反応する。
そして・・・
救いを求めるように、あたしに向かって手を伸ばした。
しま子が救いを求めてる。
いつもあたしを守り続けてくれた、しま子が。
そのあたしに救いを求めてる。
あたしの目に涙がにじんだ。
待ってて! 今すぐ助ける!
絶対あたしが助けてあげるから!
抜け出せない体。
集中できない意識。
ジタバタと、虚しくもがく手足。
何もできない自分。
悔しくて涙がこぼれた。
助ける! 絶対絶対助ける!
だからお願い! 死なないでぇ―っ!!
「しま子―――――っ!!!」
「やれやれ、さっきから騒々しいねぇ」
突然、知らない女性の声が聞こえた。