幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~
「……なんっだ…?」



光の中で男は言った。





「これって……」



「まさか……!?」





観衆は更に増え、辺りが賑わい始める。






「お前………!?」









小野寺は、式神。
、、、
白い狼を撫でる。





「まさ、か…」



男は。



腰が抜け、地面に手をついた。






「文久にも、残っていたなんて……!」





「……はっ、さっきの威勢はどこに行った?」



小野寺姫は、シニカルな笑みを見せた。







小野寺姫には、秘密がある。



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