幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~
青蓮院姓で陰陽師の人間。
それはどういうことなのだろう?


「……貴様のお遣いとは何だ」
芹沢が冷たい視線を送った。


「気になる?ていうか芹沢さんは分かってるんじゃない?もう」

「…やはり貴様、あの少年と知り合いか?」

、、、、
あの少年。
誰のことかは分からない。



「そうだね……って言いたいところだけど、俺はフレンズの坊ちゃんとは知り合いじゃない」


―――…フレンズ?


「小野寺姫とは知り合いだろうけどね」

「え、マジ?」
誰のことか全ッ然分からん。



「ま、お察しの通りさ」

青蓮院が、陣を張る体勢になる。
小野寺もそれに対応し、式神を挟んだ。



「小野寺姫が過去に送られてきた理由が、











歴史の改ざんなら」





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