幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~
「これが…陰陽師…!?」

藤堂が眉間に皺を寄せる。


「本当に同じ人間なのか!?」

永倉も刀を握る手に力を込めた。


しかし、





「何ぼさっとしてんの?」


「――……!?」



突如、

青蓮院が背後に現れた。



「いつの間に…!?」

「何の能力も持たない人間がおもちゃを持ったところで所詮人間なんだよ。新撰組よぉ!」



青蓮院が2人に向けて式神を放った。





「……っ」


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