幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~
「……は…ぁ…」

「どうだった?」


にやりと笑う土方。




「お前、俺たちの気持ち分かってんのか?いつまでも無自覚でいるとか、許せねえよ」


「この…馬鹿っ」

小野寺は、ぎっと土方を睨み付けた。



「いきなり何をする!死んでしまえ!」


「ぷっ…涎を吹いてから言えよ」


「~~~~~~~~っ!」




駄目だ。

完全に、土方のペースだ。




「大体言ってる意味が分からん!何だよ気持ちって!」

涎を拭く。



「………え、気付いてないの?お前」


「な に が だ !」


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