幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~
(殺すだと…!?)


「そうだねぇ…。でもここで殺すのはどうかと」

「えー」


とにかく、一刻も早く沖田を救い出さなければいけない。

どうすれば……?



「そういえば、君がこのまえ言っていた陰陽師の女の子って今日来てるの?」


「……!」

突然。

桂と呼ばれている青年が、そんなことを言った。



「あぁー。さっき窓から見えたから、いると思うけど?」


「沖田くんより、その子が欲しい」



や ば い か も \(^o^)/




「何で?」


むすっとしたような青蓮院の声。


「……陰陽師、利用できそうだからね」


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