幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~
そっとそこで倒れている青蓮院に近付いた。



「…うーん?」

青い髪は青蓮院家特有のものだ。
…でも。

「似てないこともない?」



よく見えないからまたがる形で青蓮院をガン見した。

寝ているのをいいことになんて奴だ。



「…あー。鼻とかお兄様に似てるかも…」


そのときだった。






「………お前、何してんの?」

パチッ





「………あ、起きた」


青蓮院が目を覚ました。



「あ、すまん。重いか?」


「え、重いっつうか、ん?何で俺寝てたの?てか、ん?は?………ちょっ」




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