幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~
「はっはっはっ!いいではないか女が屯所にいるのも」




そんな空気を壊したのは、






近藤勇だった。




「小野寺殿」


近藤は優しく笑う。





「男ばかりで暮らしづらいとは思うが、お願いできないか?」



「う……」



優しい眼。


…全力で断りづらかった。





「ぶっちゃけ俺たちも詳しい話は聞いてねぇんだ」




土方は、腕組みをしながら小野寺に言った。




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