幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~
「あぁー。でもお前なら縄文時代に落ちてもマンモス辺りと仲良くできるか」

「土方さん。僕はヘラジカと仲良くしたいです」


「土方お前、喧嘩売ってるのか!沖田は話をややこしくするなヘラジカ可愛いよな!」




そこまで言うと、小野寺は呆れたように土方を見た。



「お前は私にそれしか言えないのか?相変わらずなや…………」













ちゅっ
















軽いリップ音が響いた。




「……………え」


呆然とする小野寺。
隊士たちもフリーズしている。


当の本人である土方はにやりと笑って小野寺の顎に手を掛けた。


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