幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~
第肆章 出逢い
肆 出逢い

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「はああああっ」




部屋から出た途端、小野寺、土方、沖田がため息をはいた。



それを見ながら笑う近藤。





「はっはっはっ。楽しいことになりそうだなあっ」




「楽しいのはあんただけだよ、近藤さん……」




土方は頭を抱える。


「全く…芹沢さんと来たら…」



「小野寺ちゃんも混乱してるってのに、いきなり本題に入るから……」


あのあと芹沢は用事があるらしく、さっさと部屋を出て行った。

どうやら芹沢はなかなかのくせ者らしい。


「くせ者というかね」



沖田は苦笑いで言う。


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