幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~
―――――
―――
―
「ひじ、ぃ……はぅっ」
「姫、愛してる、姫……」
その晩、小野寺は土方に溺れた。
「土方、やめ…っ、そこはやだ…!」
「可愛い」
思わず赤面してしまうような恥ずかしい台詞を囁き、宝物のようにきゅっと抱きしめる。
嗚呼、
愛されてるなあ、私。
汗ばんだ土方の鍛え抜かれた身体はあまりに綺麗で、見とれてしまう。
「……………アッ…」
「姫、可愛い」
「…ぁ、ま、またそう言ってからかって……くぅ…っ」
「かーわいい」
――そうやってはにかんで笑う君が可愛いから、怒れないんじゃないか。
「うつ伏せになれ」
「え、いや、もう無…」
「なれっつってんだろ」
…そういう俺様な態度は気にくわないんだけどね!
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「ひじ、ぃ……はぅっ」
「姫、愛してる、姫……」
その晩、小野寺は土方に溺れた。
「土方、やめ…っ、そこはやだ…!」
「可愛い」
思わず赤面してしまうような恥ずかしい台詞を囁き、宝物のようにきゅっと抱きしめる。
嗚呼、
愛されてるなあ、私。
汗ばんだ土方の鍛え抜かれた身体はあまりに綺麗で、見とれてしまう。
「……………アッ…」
「姫、可愛い」
「…ぁ、ま、またそう言ってからかって……くぅ…っ」
「かーわいい」
――そうやってはにかんで笑う君が可愛いから、怒れないんじゃないか。
「うつ伏せになれ」
「え、いや、もう無…」
「なれっつってんだろ」
…そういう俺様な態度は気にくわないんだけどね!