幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~
「何故お前は俺たちに干渉する。本当の目的はなんだ」

土方の表情。



それはまさに「鬼」





「……………わかったよ」

そして、





一枚の紙切れ――式神に、息を吹きかけた。



「いーよ。教えてあげる」ただし、







「時間短縮のために運動しながら………ね!!!」













―――ザシュッ!!!!



刃が、飛んできた。






「……………くっ…」

「破!!」





枯れ葉が舞う。

青蓮院は高く飛び上がった。




「木々よ、我が糧となりその者の鎖となれ。滅!」



彼の合図と共に、森林の木の枝が伸びる。






ザザザザザザザ!







「……………!」


枝が土方の身体に巻き付く。
最早動きが取れなかった。




「………チッ…」

「ふふっ。じゃあ土方サン。教えてあげるよ」




そして、その様子を見て満足げな青蓮院は、気持ちの悪い笑顔を浮かべた。




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