幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~
さぁ、進もう。

未来へ向かって。



沖田が見ることの出来なかった未来へ向かって。







「行くぞ」

「………はい!」



そして、一歩を進む。









大丈夫。
これから先どんなことがあろうとも、私たちは進める。

前へ、未来へ。



彼と一緒なら。
彼らと一緒なら。



愛するみんなと一緒なら。







「姫」

「ん?」




「幸せになるぞ」

「…………っ」




私はもう幸せだよ?土方。




君と出会えた過去を、
君とこれから進める未来を、

君と一緒に居るこの時を、私は幸せに思うから。




小野寺は、返事をしようと口を開く。「こちらこそ、」
















「姫!伏せろ!!!!!!!」









































――――――――…え?







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