幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~
「小野寺ちゃん♪」


部屋で布団を畳んでいると、男が入ってきた。


「…あぁ、沖田か」


「ああってなんだよあぁって!?」

「なんだ?」


華麗なる無視である。



「なんだって…着物買いに行こうって昨日言ったじゃん」


そういえば。

確かにそんなようなことを言っていた気もする。


「……ああ、了解した」


小野寺はとりあえず着る服がないので、学校の制服に着替える。



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