幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~
「じゃ、行こうか」
沖田は右手を差し出した。
*
「美味しいっ!!」
着物を買いに来た筈なのだが、何故か二人は甘味処にいた。
「みたらし団子がこんなに美味しいものだったとは…」
団子を頬張る小野寺。
沖田はそれを、優しい眼で見つめていた。
「平成には団子はないの?」
「うーん…。あることにはあるが、あまり食べることはないかな。甘味処とかないし」
「うそっ!!僕平成に生まれなくて良かった!」
「甘味処というか…カフェとかはあるがな」
「…かふぇ?」
「主に洋菓子を売っている場所だ」
沖田は右手を差し出した。
*
「美味しいっ!!」
着物を買いに来た筈なのだが、何故か二人は甘味処にいた。
「みたらし団子がこんなに美味しいものだったとは…」
団子を頬張る小野寺。
沖田はそれを、優しい眼で見つめていた。
「平成には団子はないの?」
「うーん…。あることにはあるが、あまり食べることはないかな。甘味処とかないし」
「うそっ!!僕平成に生まれなくて良かった!」
「甘味処というか…カフェとかはあるがな」
「…かふぇ?」
「主に洋菓子を売っている場所だ」