WHITEMOON~あやかしの神様~
「…康人も少し緊張しているな…」
龍咲さんもテレビを観て、ポツリと呟く。
「あ、唯の独り言です」
「俺もそう思っていました…」
テレビで観ていた康人はいつも、堂々として、緊張なんて無縁の男だった。
報道陣相手に、緊張するなんて、3年の年月がそうさせたんだろうな。
「龍咲さんたちのコトも思い出しました…」
「!?」
「『oz』はとっても個性のあるアイドルグループでしたね」
「ははっ・・・随分と…知弥さんは俺たちに絡ん来ましたもんね。とくにナルとは犬猿の仲で・・・」
そうだったーーー・・・
智成様と俺は…犬猿の仲だった。
龍咲さんもテレビを観て、ポツリと呟く。
「あ、唯の独り言です」
「俺もそう思っていました…」
テレビで観ていた康人はいつも、堂々として、緊張なんて無縁の男だった。
報道陣相手に、緊張するなんて、3年の年月がそうさせたんだろうな。
「龍咲さんたちのコトも思い出しました…」
「!?」
「『oz』はとっても個性のあるアイドルグループでしたね」
「ははっ・・・随分と…知弥さんは俺たちに絡ん来ましたもんね。とくにナルとは犬猿の仲で・・・」
そうだったーーー・・・
智成様と俺は…犬猿の仲だった。