WHITEMOON~あやかしの神様~
十一巻*秘めたる力
~知弥SIDE~
安達社長は迷いながらも、自分の血の入った血液パックを持って来た。
「俺の力は心神の力…敵の心を読み取るができる」
俺の右手の血管に点滴針を差し込む。
「お前がいくら強いからって…複写能力を使うのは…」
「・・・俺だってまだ、死にたくない…でも、花奏を取り戻したい」
「…」
「天使たちはどうした?ノータッチか?」
「そうだな…神同士の争いだ…俺たちの力でなんとかしてくれとのコトだ…」
「・・・」
「知弥様!!?」
爽爾たちがドアを勢いよく開けて入って来た。
「久しぶりだな…お前ら…元気そうだな…」
「俺の力は心神の力…敵の心を読み取るができる」
俺の右手の血管に点滴針を差し込む。
「お前がいくら強いからって…複写能力を使うのは…」
「・・・俺だってまだ、死にたくない…でも、花奏を取り戻したい」
「…」
「天使たちはどうした?ノータッチか?」
「そうだな…神同士の争いだ…俺たちの力でなんとかしてくれとのコトだ…」
「・・・」
「知弥様!!?」
爽爾たちがドアを勢いよく開けて入って来た。
「久しぶりだな…お前ら…元気そうだな…」