WHITEMOON~あやかしの神様~
三巻*入れ代わった花嫁
~花奏SIDE~
目を開けると、白い天井に眩い蛍光灯の光が見えた。
「気がついたか?亜希緒…」
訊きなれないバスの低い声。
呼び名も違う。
顔を見ると、速水さんが私を心配そうに見つめていた。
「あの…」
「今は何も言うな…寝ていろ」
「・・・」
私が言葉を紡ぐ前に畳み掛けられた。
一体、どう言うコトかわからなかった。
「花奏さんは?」
「意識はまだ、戻っていないそうだ…」
「…心配するな…お前のせいじゃない…」
「気がついたか?亜希緒…」
訊きなれないバスの低い声。
呼び名も違う。
顔を見ると、速水さんが私を心配そうに見つめていた。
「あの…」
「今は何も言うな…寝ていろ」
「・・・」
私が言葉を紡ぐ前に畳み掛けられた。
一体、どう言うコトかわからなかった。
「花奏さんは?」
「意識はまだ、戻っていないそうだ…」
「…心配するな…お前のせいじゃない…」