WHITEMOON~あやかしの神様~
神の力は手に入れられないが…


花奏の愛は感じられる。


俺は『秘めたる力』は今後は使わないコトにキメた。


やはり、俺はまだ、普通の人として生きていきたい。


例え、妖の魂、血を持っていようがーーーー・・・


「また、知弥の力を借りるかもしれないけど、その時は頼むよ…」


「そうか…」


「早速だけど…」



「はぁ?俺は忙しい…帰るぞ!!花奏」



「来たばかりなのに…!?」


ケーキを美味しそうに食べる花奏の左手を掴む。



「じゃあ~この件は明日…言うよ…今日はゆっくりしていって」


「帰る…他にやるコトがある・・・」


「そっか~また、無事にふたり…元鞘に戻ったワケだ…。したいコトは山ほどあるね」




< 199 / 202 >

この作品をシェア

pagetop