WHITEMOON~あやかしの神様~
「俺が天狗と人のハーフと気づくとは…さすがだな」
「神を失くしても…妖とならなかった俺たちは貴様らとは違う…」
「意味深な響きですね。速水さんの苗字は天狗の血筋を引く者に多い苗字で」
「・・・芳樹様が天狗?そんな…妖の者と一緒にするな…行きますよ…亜希緒様」
レーアはとっとと千早さんの話を遮って、エレベーターに向かって、歩き始めた。
「俺がある方の命で、とある施設の前に…紅の瞳を持った赤ん坊を捨てました。赤ん坊の初着の中に『速水芳樹』と言う名前の書いた紙を添えて」
「!!?」
レーアはピタリと足を止めた。
「・・・嘘だ!!貴様らのような妖の血が混じってると言うのか?」
レーアは振り返って、千早さんを見た。
「人違いかもしれないが・・・」
「絶対、人違いだ!!行きますよ!!亜希緒様」
レーアは苛立った様子で、言い切り、また、歩き始めた。
「神を失くしても…妖とならなかった俺たちは貴様らとは違う…」
「意味深な響きですね。速水さんの苗字は天狗の血筋を引く者に多い苗字で」
「・・・芳樹様が天狗?そんな…妖の者と一緒にするな…行きますよ…亜希緒様」
レーアはとっとと千早さんの話を遮って、エレベーターに向かって、歩き始めた。
「俺がある方の命で、とある施設の前に…紅の瞳を持った赤ん坊を捨てました。赤ん坊の初着の中に『速水芳樹』と言う名前の書いた紙を添えて」
「!!?」
レーアはピタリと足を止めた。
「・・・嘘だ!!貴様らのような妖の血が混じってると言うのか?」
レーアは振り返って、千早さんを見た。
「人違いかもしれないが・・・」
「絶対、人違いだ!!行きますよ!!亜希緒様」
レーアは苛立った様子で、言い切り、また、歩き始めた。