WHITEMOON~あやかしの神様~
「お前に名乗るつもりはなかったが、諦める為に名乗った…俺たち…神は妖を排除するつもりだ。お前も俺の前をうろついてると、焼き殺すぞ!」
冥府の神に姿を変えた速水さんは凄まじい殺気で躰を包み、両手の中から紅蓮の炎の玉を作り、千早さんの前に突き出した。
「あなた様のお姿は我が…天狗族復活のために…授かった神の加護に見えます。俺はあなた様に焼き殺されるのをありがたく思います。自分は死んだと思い…父上を殺した小笠原家に仕えて来た御身でございます」
「・・・愚かなヤツだ…」
冥府の神は火の玉を消した。
「…加護とは。お前は知弥の父親に俺を殺せと命じられたのに、殺したように見せかけて施設の前に捨てた…あいにく俺には神の力はあっても、天狗の力はない」
「それはあなたがある指輪に天狗の力を…封じ込めたからですよ」
「!!?」
「これがその指輪です!」
「!!?」
冥府の神に姿を変えた速水さんは凄まじい殺気で躰を包み、両手の中から紅蓮の炎の玉を作り、千早さんの前に突き出した。
「あなた様のお姿は我が…天狗族復活のために…授かった神の加護に見えます。俺はあなた様に焼き殺されるのをありがたく思います。自分は死んだと思い…父上を殺した小笠原家に仕えて来た御身でございます」
「・・・愚かなヤツだ…」
冥府の神は火の玉を消した。
「…加護とは。お前は知弥の父親に俺を殺せと命じられたのに、殺したように見せかけて施設の前に捨てた…あいにく俺には神の力はあっても、天狗の力はない」
「それはあなたがある指輪に天狗の力を…封じ込めたからですよ」
「!!?」
「これがその指輪です!」
「!!?」