WHITEMOON~あやかしの神様~
五巻*紅鬼vs青龍
~知弥SIDE~
「兄上が僕たちを部屋に呼ぶなんて…どう言う風の吹き回しですか?」
「ふん…別に…」
俺は滋弥たちを部屋に招き入れた。
3人は未成年、俺だけが酒を飲んでいた。
妖退治もなく、平穏な時間は本当に俺にとっては空虚だ。おまけに、その時を埋める相手の花奏もいない。
いつまで、続くんだ…この退屈な時間は。
「くそっ!!」
3人はTVゲームで盛り上がっていた。
爽爾が負けたのか悔しそうな声が上げていた。
ゲームで必死になるなんて、若い証拠だな。
「大変です!!!」
爽爾のお付きの子狐のコンが血相変えて、現れた。
「どうした?コン…」
「我国が…何者かに襲われました!!」
「はぁ??」
「ふん…別に…」
俺は滋弥たちを部屋に招き入れた。
3人は未成年、俺だけが酒を飲んでいた。
妖退治もなく、平穏な時間は本当に俺にとっては空虚だ。おまけに、その時を埋める相手の花奏もいない。
いつまで、続くんだ…この退屈な時間は。
「くそっ!!」
3人はTVゲームで盛り上がっていた。
爽爾が負けたのか悔しそうな声が上げていた。
ゲームで必死になるなんて、若い証拠だな。
「大変です!!!」
爽爾のお付きの子狐のコンが血相変えて、現れた。
「どうした?コン…」
「我国が…何者かに襲われました!!」
「はぁ??」