WHITEMOON~あやかしの神様~
「封印するには…広い場所が必要と言うコトですか?知弥様」



「そうだな・・・」


「広い場所って?」


「陰陽庁の地下は巨大な核シェルターとなっている。何かが起こった時の帝族の避難場所となるが、封印場所でもあるんだよ」


「陰陽庁で…封印するんですか??」


「そうだ」


「千早…そこの金庫に保管しておいてくれ」


知弥はジュエリーケースを閉じて、千早さんに渡した。



「承知しました…」


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