双子総長
糸音ちゃんのことで、こんだけ悩むんだもん。
好きなんだよ。


「あぁ好き…でも「いいから!情けないよ」


お兄ちゃんの言葉を遮った私。


「いつ会うの?」

「明日」

え?
急すぎだよ…

明日は土曜日。


「会いなよ?」

「…あぁ……」


とりあえずお兄ちゃんを説得して部屋を出た。

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