双子総長
「覚えてない?無理もないかな…違うクラスだからね」


「う、うん…ごめん」

玄関で気まずい空気のまま俺の部屋へ。


糸音はベッドに座った。
俺は床に座る。


「杏のこと知ってたんだ?」

「うん。学年で一番可愛いって有名だったから」

あぁそれでか。


杏は自覚してねーみたいだけどな。


「急になんで戻ってきたんだ?」

「言いたいことがあったから…聞いてくれる?」



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