Break at heart.





「んん…晴瑠がどっか行きたいなら着いてってあげてもいい…気がする…」



 あんな女たち、どうだっていいのに少しだけ悲しくなって 人間の冷たさを感じたからかな。
 晴瑠の温かさが気持ちよかったからかな。


 あたしにとって いたって普通の日だった。



 ここまでは。







 …ここまでは。
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