蛍色
「いい加減にしてちょうだい!」



義母の怒鳴り声が強く響いた


怒った原因は、恋の朝食。


「あなたは作らないでって言ってるでしょ?!」



「すみません…」


「はぁ~あなたって人は本当に役に立たないのね!!」


「すみません…」


「もういいわ。あなたはそこの掃除でもしてなさい。」


「はい……」


私は義母に言われた通り、義母がこぼした朝食を片づけた



………ハァ。



毎日自分の作ったご飯を片づけているばかりでそれ以外は買い物をするぐらいしか私にはすることがなかった。


後は全て義母がやっていた。



――私の仕事なのに。


私はどうすればいいの?


誰に相談できるわけもなく。



ただひたすらそれに耐えるしかなかった
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