蛍色
To:優凜くん
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
こちらこそ今日はありがとう!!
おかげで楽しい一日だった。

家近かったんだね!
知らないうちにすれ違ってたのかもしれないね!


うん、また出かけよう♪
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


送信っと


早く返事来ないかなぁ


なんてウキウキしてたら


ガチャッ


「ただいま~」


ウソ?!もう帰ってきたの?


ってことは義母さんも…?


「ただいま!蛍!」


「お帰りなさい。恋!ってあれお義母さんは…?」


「あぁ、急に父が帰って来たんだよ!一週間くらいいるらしいからそれまでは家にいるって」


「そ、そう…」


安心した。

一週間とはいえ義母がいないのだ。


良かった……。


「なぁ、蛍…」


「ん?何?」


ギュッ


恋は後ろから抱きしめた。


「恋?」


後ろを振り向くと


チュッ


「んっ」

キスをされた。


「ごめん…とまんねぇ…!」



「恋?!」
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