蛍色
幸せなんだろうな…なんて思いながらも、彼女のことをもっと知りたくなっていく。


俺のことを知って欲しくなる。



そんな感情があった。


不思議だな…俺にも そんな感情があったなんて。


そして俺らは店をでる。


この後も一緒にいたい…だから俺はあなたを誘った。


そして、本当は誰にも知られたくないお気に入りの場所に案内する



その時のあなたはまるで子供のように目を輝かせていた



ふと俺は小さな置物に目がついた


彼女に似ている。


なんて思いながらそれを買った


結構遅い時間だった。


だから彼女を家まで送ることにした。


¨ゴーヤくん¨


そう呼ぶあなたの声が愛しい


あなただけの特別な呼び方。



だけど俺の名前で呼んで欲しいしあなたの名前も知りたい。


だからついあんなことを言ってしまった



けど、後悔はしてない。


いつの間にか家についてしまった。


もっといたかったけど店で買った置物を渡してメアドを聞いて帰ることにした。



そうすればいつでも連絡できる


安心した俺が馬鹿だった


彼女には夫がいるのだと忘れていた
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