蛍色
女子がみんなこっちを見ているなかで一人だけ授業に集中している女子がいた
よくあのなかで集中できるな……。
俺は気づけばずっとその子を見ていた
俺たちよりも前の席に座っていて顔がみえないけど
小柄な体にショートカットの子
何故だか目を惹く。
なんでだろう?
俺は初めて女子にも違う奴がいるんだって思った
あの子をずっと見ていた
話してみたいな
どんな子だろう?
ずっとそんな事を考えていた
「―――ん!恋!」
「え?」
「授業終わってるよ?」
「あ、うん。ごめん」
「気になる子でもいたの?」
ニヤニヤしながら奏は言った
「バカ!そんなんじゃねぇよ」
「ふ~ん。そう」
あの子がいた席を見たけど既にいなかった
顔……見たかったな
いや、別に面食いな訳ではないけど
「そういうお前はいたのかよ」
「ん?さぁどうだろね」
あっさり交わされてしまった
よくあのなかで集中できるな……。
俺は気づけばずっとその子を見ていた
俺たちよりも前の席に座っていて顔がみえないけど
小柄な体にショートカットの子
何故だか目を惹く。
なんでだろう?
俺は初めて女子にも違う奴がいるんだって思った
あの子をずっと見ていた
話してみたいな
どんな子だろう?
ずっとそんな事を考えていた
「―――ん!恋!」
「え?」
「授業終わってるよ?」
「あ、うん。ごめん」
「気になる子でもいたの?」
ニヤニヤしながら奏は言った
「バカ!そんなんじゃねぇよ」
「ふ~ん。そう」
あの子がいた席を見たけど既にいなかった
顔……見たかったな
いや、別に面食いな訳ではないけど
「そういうお前はいたのかよ」
「ん?さぁどうだろね」
あっさり交わされてしまった