あなたが好きなんですけど!
「もう詩姫毎日寝坊したら?春さんのことだから毎日送るよね!!そしたらあたしは毎日春さんが見れるし!」
そんなことを顔を輝かせて言っている。
「そんなこと言ってもダメだから。春兄だって大学あるし」
「え~。でも春さん大学すっぽかしてでも詩姫の頼みなら聞きそう」
「聞きません。ていうか頼みません」
そんな話をしていると先生が入ってきた。
「ほら席つけー。…間宮、早く席に戻れ」
先生に言われ千夏はしぶしぶ席に戻っていく。