かげかくし
最初は、隼人に言おうか迷った。
別れようって言われそうで
怖かった自分がいたんだ。
「・・ねぇ。隼人」
「何??」
「あたしね、、、、、
妊娠してるんだ。」
すると隼人はびっくりした
顔で
「はっ?俺のっ??!」
「うん。・・・・・っごめんね??」
「・・何で謝るんだよ。」
「隼人・・・・・・迷惑、なのかなって、、」
「いやいや!!普通に嬉しいしっ♪」
「ほ、本当!?、、、ゥッ」
隼人の言葉を聞けて嬉しかったのか
遥は泣いた。
隼人は笑いながら
「なきべそ。お前それで母親つとまるのかよ。笑」
「~だってぇっ。隼人から降ろせっていわれそうで怖かったんだもん。」
「ばーか。言うはずないだろ。俺と遥の子なんだぜ?」
また遥の目元から涙がこぼれ落ちた。
「おいおい!?泣くなよ~。」
好きな人が隼人でよかった。
心からそう思った。