約束の恋

海辺に着くと、誰もいなかった。

「ハァ...ハァ...」

やっぱり来てくれないよね...

そりゃそうだよ...

傷つけたのは、あたしだもん...

来てくれるはずないか...

自然と涙がこぼれていた。







「希望ちゃん?」

「えっ?」

振り返ると、そこにいたのは---







遼くんだった。

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