約束の恋

「えっ...。」

あたしは、ただただ驚いた。

うそ...

思わず、涙がこぼれた。




「あたしも、遼くんが好き。」




きっと今のあたしの顔は、とてつもなく赤いだろう。

「良かった!」

「ひゃ!」

遼くんはそう言うと、またあたしを抱きしめた。

あたしも、遼くんに手を回した。



そのあと、夜まで遼くんと話していた。

約束した日からの空白の1年間を。


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