天神学園高等部の奇怪な面々31
生徒会長が言いかけた時だった。
『お知らせ致します、午後8時予定でした花火打ち上げですが、予定を繰り上げまして午後7時からの開始と致します…繰り返します、午後8時予定でした花火打ち上げですが…』
イベントの時間変更の校内放送が流れる。
「「「……」」」
沈黙が流れる職員室。
「ちょっと…いいですか?」
嫌な予感がする。
写楽に声をかける副会長。
「写楽君が拾ったというその犯行声明のプリント…見せていただけますか?」
「ええ、いいですよ」
神妙な顔をしてプリントを差し出す写楽。
「犯人の遺留品ですから、扱いは慎重に」
『お知らせ致します、午後8時予定でした花火打ち上げですが、予定を繰り上げまして午後7時からの開始と致します…繰り返します、午後8時予定でした花火打ち上げですが…』
イベントの時間変更の校内放送が流れる。
「「「……」」」
沈黙が流れる職員室。
「ちょっと…いいですか?」
嫌な予感がする。
写楽に声をかける副会長。
「写楽君が拾ったというその犯行声明のプリント…見せていただけますか?」
「ええ、いいですよ」
神妙な顔をしてプリントを差し出す写楽。
「犯人の遺留品ですから、扱いは慎重に」