天神学園高等部の奇怪な面々31
「そんなに体力有り余っているなら、準備手伝ってくれればいいのに…」
けしからん娘がぼやく。
…校門を潜った辺りで、同じく生徒会の校内放送が聞こえてきた。
『この度新しく就任いたしました生徒会会計です!夏休みの間にあちこち校舎を修繕して、天神学園はちょっとばかり財政難です!校舎二階の壁を壊したスペシャルバカ、中庭のベンチを壊したスペシャルバカ、廊下を壊したスペシャルバカ!』
つまり全てスペシャルバカ。
『この二学期の文化祭で資金を稼がないと、今年の2年生の修学旅行はナシにします!嫌ならキリキリ働いてお金稼げコンチクショウ!』
流石生徒会会計、清々しいほどのお金の催促だ。
けしからん娘がぼやく。
…校門を潜った辺りで、同じく生徒会の校内放送が聞こえてきた。
『この度新しく就任いたしました生徒会会計です!夏休みの間にあちこち校舎を修繕して、天神学園はちょっとばかり財政難です!校舎二階の壁を壊したスペシャルバカ、中庭のベンチを壊したスペシャルバカ、廊下を壊したスペシャルバカ!』
つまり全てスペシャルバカ。
『この二学期の文化祭で資金を稼がないと、今年の2年生の修学旅行はナシにします!嫌ならキリキリ働いてお金稼げコンチクショウ!』
流石生徒会会計、清々しいほどのお金の催促だ。