天神学園高等部の奇怪な面々31
「え…でも」

戸惑う雛菊。

「いやらしい言い方をするなら…情報料代わりという奴です」

クスッと笑う御衣黄。

ハテナ?と首を傾げる雛菊だが、まぁ難しい事が彼女にわかる筈もない。

「まぁいいや」

すぐに踵を返し、肩越しに御衣黄に手を振る。

「じゃあね、御衣黄先生♪」

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