天神学園高等部の奇怪な面々31
「そうさ」

バイオリン男子は頷く。

「そのままずっと花音が机の引き出しの奥にしまっておいてもいいし、気が変わったなら剣士君の文に同封してあげてもいい。それは花音が自由にすればいい。ただ…」

彼はクスッと笑う。

「僕が剣士君なら、花音のこんな可愛いメイド姿を見たら、写真は一生の宝物にするけどね」

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