君の左手



ーーーーーーーーばっ







私は飛び起きた



どうやら結構寝てたらしい・・・





にしても・・



「いやな夢みたな・・・・」




そんなに暑いわけでもないのに



私はびっしょりと汗をかいていた





「はぁ・・・・」









だれか、だれでもいいから




私を自由にしてくれ・・・






あいつのもとから逃げさせてくれ






そう思いながら目を閉じると


一筋の涙が頬をつたった・・・・









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