君の左手





すると、ようやく呀鬼は唇を離した



「何嫌がってんだよ?
いつもやってることだろ?
お前は俺のだ。これ以上俺に逆らったらどうなるかくらいわかるよな?」





その言葉で、私の体から力が抜けた



そうだ…
もう私は汚れてるんだ



だったら、芽衣が傷つけられるより私がこいつの言うことを聞いたほうがいいのか




私はそれから、無抵抗なまま呀鬼に自身の身体をさまぐられた






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