手をつなごう
どれくらい時間が流れたのか、
実際そんなに長くはないんだろうけど
とても長く、感じた。
ふとシンを見ると
いつもは無表情のシンが
すごく苦しそうにしている…
[どうしたの?]
「なんでも...ない...です...」
力なくそう答えたシンは
息が荒く
耳を塞いで座り込んでいる。
なに?なに?
[ねえ、大丈夫?]
苦しそうなシンの背中に、思わずあたしの手が触れた瞬間、
「やめろおぉぉ」
叫んで過呼吸になってしまった…
実際そんなに長くはないんだろうけど
とても長く、感じた。
ふとシンを見ると
いつもは無表情のシンが
すごく苦しそうにしている…
[どうしたの?]
「なんでも...ない...です...」
力なくそう答えたシンは
息が荒く
耳を塞いで座り込んでいる。
なに?なに?
[ねえ、大丈夫?]
苦しそうなシンの背中に、思わずあたしの手が触れた瞬間、
「やめろおぉぉ」
叫んで過呼吸になってしまった…