Softly Kiss

「きゃ。」

いきなりベットへ押し倒してきた
あっという間にキスする一歩手前くらいの距離。
井上君の吐息が全身にふりかかる。

「な、何するのよ・・さっき何もしないってい..ん」

キスだ。
本日2回目のキス
朝のキスとは違って強引でふわふわするようなキス。
私は何度も背中をたたくが明らかに彼の方が体は大きいし体力はある。
小柄な私には突き飛ばすことすらできない

そして、数秒が立ちやっと唇を離してくれた。

「ハァハァ、やめてよ。何してくれんのよ」
「その顔やめろよ。俺の理性が」
「井上君、ほんと最低。」
「井上って呼ぶな、圭太って呼んで?」
「い、嫌だ、よ」
「呼ばないと今すぐここでお前を襲う。」
「わ、分かった。」
「さあ早く。」
「圭太っ!」

その瞬間、圭太の顔が赤くなったのは言うまでもない。
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