Softly Kiss
グスン。
私の泣き声が広いリビングで鳴り響く
幸いまだ圭太は帰っていない。
<< カチャ >>
「ただいまー」
「うぐっ、おっかえり。」
そうして、圭太はだんだんと私のいるリビングへと迫ってくる。
「お前、何かあったのか?」
圭太が私の前まで来てしゃがみこみ聞いてくる。
「何でもないよ、ちょっと目がかゆくて泣いてただけ」
「そんなわけねえだろ。まじめに聞いてるんだから教えてくれよ」
「ほ、本当に、ままじめに聞いてくれる?」
「ああ。聞くよ、お前の話。」
それから、泣きながらだが今日あった事をすべて圭太に話した。
「ごめんね、こんな話して」
「・・・。」
すると、口に違和感を感じた。
目を開けてみると、圭太の整った顔がとてつもなく近くにあった
どんどんと唇の激しさは増す。
舌と舌を重ね、互いの唾液が唇いっぱいに広がった時