Softly Kiss
「……けい、た?」
目の前には昨日出て行ったばかりの圭太がいた。
昨日あったばかりなのに、なんだろう…
1ヶ月ぶりに会ったような気がする。
「大丈夫か?」
圭太が私の目の前にしゃがんで伺ってきた。
「うん…。だ、いじょうぶっ」
「まだ、泣き足りねえのか。」
_きゃ///
すると、圭太はいきなり私を抱きしめてきた。
「いいから、泣けよ。溜め込んでた涙全部流せよ!」
シクッ。ヒック。えーん
どれだけ泣いたんだろうか。
自分でもわからない。ただ分かること…
私が泣いてる間、圭太がずっと抱きしめててくれた。
「圭太っ、あっりがとっうヒック」
「……。」
「け、いた?」
……
「俺じゃ、ダメかな?」