Softly Kiss
見ると、ベッドが1、2、2台?!
「あのー、ここで私と井上君が寝るってわけ?」
「あー、うん。大丈夫だよ。うちのじじいそこで寝てたけどもう洗濯してるから」
「そ、そういう意味じゃないの!!わかんない!?男と女が同じ部屋で寝るんだよ?」
「あー、お前意識してんだー。スケベー」
クスクスと笑う井上君。
そりゃあ、井上君は女の子と寝るの慣れてるかもしれないけどさ、私こんなの初めてだよ
どうすればいいかわかんないよ、そもそも平常心でいれないよ。
顔が赤くなってた私に井上君が言った。
「大丈夫だよ、何もしねえよ//」
・・・。
沈黙が続く、どうかこの場を断ち切ろうとした私は、
「あ!んじゃあ、ごはん作るよ、私家政婦だし!」
すると、井上君がどんどん近付いてきた
私は急いで毛布にもぐりこむ。
知らない間に、私の真横まで来ていた。
「そんなビビんなよ」
井上君の切なそうな声。
そして、毛布はめくられ目があった。
「井上君?」