エレーナ再びそれぞれの想い
名陵学園塚原      シュウが最初に入学した高校。校内暴力で荒れ授業が成り立た
            ない。警察沙汰は日常茶飯事。
            学生寮は体育会系の先輩達のしごきが厳しく、シュウは塚原に
            はなじめず、あえなく同じ系列の由乃に転校した。

名陵学園由乃      シュウが転入した、名陵学園同系列の高校。
            元女子高で少子化のあおりを受け男女共学になった。
            しかし、学校の体制の悪さで女子生徒達の反発を食らい、共学
            化に失敗。共学とは名ばかりの事実上女子高。
            学校の入学案内のパンフレットの隅には男子も入学出来ますと
            遠慮がちに書かれている。
            この学校の女子はそろって男子嫌い。結束力は固く何かと訳あ
            り連中ばかり。シュウは早々と女子高の洗礼を受けるはめに。

天上界幹部会      天上界の幹部組織、天上界誕生時からの古い天使もまだいる。
            権威的、官僚的幹部が多い。
            指導力不足、勉強不足、問題解決能力に乏しい。議論はするが
            、仕事は出来ない無能さから、かつて、この組織は、天使達が
            人間界でトラブルに巻き込まれても助けない、欠陥だらけの契
            約制度を改善できない、さらにはエレーナ・フローレンスの前
            契約者、宮原慎一をマイナスエネルギーを浄化させるためとは
            いえ葬り去ろうとするなど、多くの問題を引き起こした。
            慎一殺害はエレガンス幹部によってぎりぎりで阻止された。
            宮原慎一からの苦言を真摯に受け止めた、イザベラ・エレガン
            ス幹部により、契約制度の大幅改善された。
            現在は、幹部達の世代交代により近代化。            
            だが、相変わらず、契約規則の解釈等古い所は、めちゃくちゃ
            古い。詳しくは、前作「幸せになろう」参照。
          
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