【中編】ビケトリシリーズ【エターナル・フレンズ】 ~出逢いと始まり~
響
入学式の日、桜の花びらは舞う中、太陽のような明るい笑顔で俺に話し掛けてきたヤツがいた。
同じクラスらしい。
胸に【たかはたさとる】と書かれた名札をしている。
そいつは俺にニッコリと笑いかけると無邪気な笑顔で右手を差し出した。
「やすはらひびきくんって言うんだね?
初めまして。君の瞳スゴク綺麗な色だね。
髪の色も太陽みたいだし…すごいや。天使みたいだ。
僕とお友達になってくれる?」
俺の名札を見て、名前を知ったのだとわかっていても、ドキッとしてしまった。
感じた事の無い不思議な感覚に胸がドキドキして止まらない。
そんな風に俺に話し掛けてきたヤツなんて今まで誰もいなかったのだから。
同じクラスらしい。
胸に【たかはたさとる】と書かれた名札をしている。
そいつは俺にニッコリと笑いかけると無邪気な笑顔で右手を差し出した。
「やすはらひびきくんって言うんだね?
初めまして。君の瞳スゴク綺麗な色だね。
髪の色も太陽みたいだし…すごいや。天使みたいだ。
僕とお友達になってくれる?」
俺の名札を見て、名前を知ったのだとわかっていても、ドキッとしてしまった。
感じた事の無い不思議な感覚に胸がドキドキして止まらない。
そんな風に俺に話し掛けてきたヤツなんて今まで誰もいなかったのだから。