初めての愛 ~先生に恋した日~




そして甘い甘い京介とのキスをして京介がアタシの白いブラウスのボタンを外しかけた時鍵のかかった視聴覚室のドアが激しくノックされた





『ドンドン!!
ドンドンドンドン!!』





『きょう……すけ…
ヤバいよ
誰か来たみたいだよ
生徒かもだよ』




『そうだな
誰だ?…………一体。視聴覚室は俺と西原先生くらいしか来ねぇのに……』




京介は仕方なく上半身を起こし簡単に身なりを整えてドアに行く




アタシも素早く身なりを整える




そして京介はドアまで行き、黒のカーテンをシャーーっと開けた。



ドアの中央にある正方形のガラスの向こうに立っていたのは生徒でもなく同じ教科の西原先生でも無かった






そしてアタシの嫌な予感は的中したみたいだった



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