初めての愛
~先生に恋した日~
歩いて5分ほどしたら見たこともない、とても綺麗な夜景が広がっていた。
先生の運転が上手かったせいか山道をクネクネと沢山上っていた感覚がなかったんだけどなぁ…
『凛子どう綺麗だろ?ここさ俺の好きな場所なんだ。
免許取りたての頃にドライブして見つけてさ』
先生は過去を思い出しながらアタシに言った
『うん。綺麗だよ先生!
こんな綺麗な夜景って見た事ないよ!
ありがとう』
先生は無言でアタシの肩を抱いた
そして先生はアタシを先生と向かい合わせにしてジッとアタシの目を見つめて来た
優しい先生の目に釘付けになるアタシの両頬に先生の大きな掌が触れた。